高所恐怖症
高所恐怖症 (こうしょ 恐怖症)
高所恐怖症は、恐怖症の一種で、最も有名な恐怖症の一つです。
高い所 (人によって程度の差がある) に登ると、それが安全な場所であっても、下に落ちてしまうのではないかという不安がつきまとう病的な心理です。
あまり知られていませんが、高所恐怖症は精神科医の手助けが必要な不安障害です。
厳密に言えば「単に高い場所が苦手なこと」とは異なる (こちらは正確には「高所恐怖癖」といい、高い場所で本能的に危険を感じ、怖がるのは正常な反応です) 。
本来の患者は全高1m弱の脚立の上でも身体が竦み、動けなくなってしまいます。
極端な例を挙げれば、30階建てのビルの屋上から宙吊りにされれば、誰でも怖いわけで、こういう「危険が目に見えている状況」で怖がるのは本能として当然のことです。 むしろ、こういう状況においても、恐怖を感じない方が病的なのではないかと言う専門家もいるくらいです。 この事から赤ちゃんは本当は「高い高い」が怖いのではないかという説もあります。
近年は、逆に高層マンションで育った子供などに高所に対する恐怖感が欠如した高所平気症が見られることがあります。
※Wikipedhiaより引用