対人恐怖症
対人恐怖症 (たいじん きょうふしょう)
対人恐怖症は、恐怖症の一種であり、社会的接触を恐れ、それを避けようとする症状です。
また、その結果として、社会的生活に支障をきたしたり、生活において必要な人間関係の構築が十分できなくなったりします。
対人恐怖症は、日本特有の文化依存症候群とされ、そのままTaijin kyofusho symptoms (TKS) と呼称されている。
個々の症例により、以下とおりさまざまに呼称されるが、それを包括するものである。
・あがり症
・赤面症(赤面恐怖症)
・視線恐怖
・多汗症
・体臭恐怖症
・会議恐怖
・雑談恐怖
・強迫観念
対人恐怖症は引きこもりを伴うことが多いです。
社会恐怖としばしば同一視されますが、必ずしもイコールではなく、回避性人格障害や身体表現性障害などの他、精神疾患とも概念的に重複しうるディメンション的な疾患であるとも言われています。